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FakeDiggerができるまで〜将棋編③〜

将棋の勉強を始めた私は、以前に比べて格段に強くなった。
と言っても、それを判断する基準は、将棋アプリの級位が
勉強を始める前に比べて、少し上がった事くらいだった。
先輩は先輩で、私と同様かそれ以上の勉強をしているらしく、
棋力の差は、なかなか埋まらないどころか、少しずつ離されているようにも感じた。

そんな頃、私はTwitterというものに出会った。
正確には、アカウント自体は数年前に作っていたが、
何を楽しむツールなのかがわからず、全く使いこなせていなかった。
何がきっかけだったかは忘れたが、『将棋』関連のアカウントを
手当たり次第にフォローしてみたところ、少しずつ使う機会が増えていった。

将棋ブームという事もあり、私と同じように最近、将棋を始めた方や、
『観る将』と呼ばれる今まで私の知らなかったジャンルがある事も知った。
Twitterのタイムライン上に流れてくる将棋イベントに参加してみたり、
将棋ファンのフォロワーさんとネット上の関係ではあるが交流をしてみたり、
将棋アプリの棋譜を公開して、強い方々のアドバイスを頂いたりと、
全く新しい世界の扉を開いたような気がした。

楽しみが増えた反面、辛く感じる事も増えていった。
それは、ある時期から棋力が停滞してしまったのである。
自分なりにあれこれ考え、あらゆる手段で努力を重ねていたつもりだったが、
全く結果に結びつかず、向上どころか後退しているようにさえ感じた。
さらに追い打ちをかけるように、先輩が当初のお互いの目的であった
将棋アプリで『アマチュア初段』になってしまったのである。
一方、私は数ヶ月間、『アマチュア2級』・・・
完全に心が折れてしまい、将棋と真剣に向き合う事ができなくなった。

先輩は目標を達成したからか、ライバルがいなくなったからか、
単に飽きてしまったのか、将棋をやめてしまった。
先輩の前では強がっていたが、本当はとても悔しくて仕方なかった。
自分の努力、能力を否定されたようにも思えた。
たかが社会人の趣味かもしれないが、私にとっては重要な事だった。

結果から言うと、私は将棋を辞める事ができなかったが、
本気で向き合う事もできず、中途半端に将棋と関わっていた。
『将棋』は私には向かないのかもしれない。
ルールはよくわからないが、『囲碁』か?『チェス』か?
それとも『バックギャモン』?
『連珠』なら簡単なルールくらいはわかる。
やはり何でもいいから頭脳系のゲームを極めてみたい。
極めるのは無理でも、『有段者』的なそれなりの実力者になりたい。

それなら、新しいゲームを自分で作ればいいのでは?
不確定要素が少なく、運に左右されない2人用の対人ゲーム、
ベースにしたのは、もちろんあの『Fakers』だった。

次回、『プロトタイプ編①』

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